project schedule


[studio]での活動は終了しました。
ご来場いただいたみなさん、どうもありがとうございました。

今後、吉原治良賞記念アート・プロジェクト2008では、これまでの[studio]等での活動を元にアーティストが最終計画書を作成し、それをもって審査員による2次選考が行われます。またアーティスト決定後に、別途コーディネーターの審査が行われます。
最終結果は、年明け頃に発表の予定です。

* mixiにもコミュ作ってみました!:吉原治良賞記念AP2008メンバー募集中です。

2007年6月30日

山本握微「運動展」開催中!!


深夜の搬入の後、金、土、日と、前半戦が終了しました。

今日から明日、明後日にかけて写真の建物[studio]にて後半戦が開催されています。
前半戦には約50名の来場があり、初めての発表にしては上場だった・・・のでしょうか。
[studio]のある本町は、オフィス街なため、日曜日の来場者数が伸びません。これも宿命でしょうか。

作家山本握微の作品には、色々な方が興味を示してくださり、色々な意見が聞けています。
今後深化し進化していく彼の目的も、来場者の方の何気ないコメントに揺られながら決まっていくと思います。
今後も、もっと多くの方に見て頂きたいです。

そして「運動展'007」と「方法にホウホウと感嘆するのは簡単なこと」に並ぶ一大イベント「運動会」が30日(土)夜18:00から開演です。
運動展は、作品を言葉(文章)で説明しきったものですが、運動会は、そのライブバージョン、つまり作家本人が運動をするイベントです。
お金をお支払いする必要もありませんので、是非お越しください。


また、本日コーディネーター二人と現美センター側の方とミーティングを行いました。
今後の[studio]の発表プランや、1階にある「ギャラリー446」での展示プラン、レクチャーに関してなどこのプロジェクトを構成する基礎となる部分の確認をしました。
私も、まだまだ頑張らねば、と気合が入りました。

あと二日となってしまいましたが、山本握微による「運動展'007」「方法にホウホウと感嘆するのは簡単なこと」、まだの方は是非お越しください。

今後の予定も詰まっています。


今後の予定です。レクチャーへの参加受付もまだまだ受け付けております。宜しくお願いします。



■展覧会:運動展─『運動展‘007』 『方法にホウホウと感嘆するのは簡単なこと』
会期:2007年6月22日(金)~24日(日)、29日(金)~7月1日(日)
13:00~20:00
・観覧無料

プロジェクト入選アーティストの一人である山本握微(やまもと・あくび)による展覧会。
入選展における山本の「運動展‘07」に新作を加え、その形式を深化させた『運動展‘007』及び、他の入選作家の方法を利用して過日の入選展を一人で再現する『方法にホウホウと感嘆するのは簡単なこと』を同時開催。
6月30日(土)には『運動会』と称して作家がライブ形式で作品を実演します。


■公開レクチャー:『ひとのまねをするな!─吉原治良が目指したものとは?』
会期:2007年7月7日(土)
15:00~17:30(セッションI・90分/セッションII・45分) ※休憩15分
定員:20名(要申し込み・定員に達し次第締め切り)
・無料

講師:今井祝雄氏(美術家、元具体美術協会会員、吉原治良賞記念アート・プロジェクト審査員)
セッションI・モデレーター:中塚宏行(大阪府立現代美術センター主任研究員、吉原治良賞記念アート・プロジェクト審査員)
セッションII・モデレーター:川端嘉人(大阪府立現代美術センター指定管理者クリーン・ブラザーズ代表)

戦前の前衛美術を代表する画家であり、また戦後に具体美術協会を牽引し、「ひとのまねをするな!これまでにないものをつくれ!」と多くのアーティストを叱咤激励し続けた吉原治良。美術館を飛び出し、野外や海外に積極的にその活動の舞台を拡げていった吉原治良が目指したものとは?
元具体美術協会会員である今井祝雄氏(美術家、吉原治良賞記念アート・プロジェクト審査員)をお招きし、様々なお話を交えながら、その理想と実像にせまる公開レクチャーです。また、セッションIIとして、「吉原治良賞記念アート・プロジェクト」が実施されるに至った経緯や、プロジェクトが持つ可能性、また今日の美術状況にあって美術賞という制度が持つ意義や問題点を考えるレクチャー&ディスカッションを行います。


■公開レクチャー:『アートのための法律相談所』
会期:2007年7月8日(日)
15:00~17:45(セッションI・90分/セッションII・60分) ※休憩15分
定員:20名(要申し込み・定員に達し次第締め切り)
・無料

講師:作田知樹氏(Arts and Lawエグゼクティヴ・ディレクター)


アーティストが社会の中で表現活動を行うとき、そこには法律という存在が大きく関わってきます。それは著作権や肖像権、あるいは契約の場面などで、奇しくも表現の自由と相反する形で現れます。
レクチャーではアーティストがそうした問題と直面した際、どういった措置が考えられるのかを、アートに関わる現実的な問題に実践的なアドバイスを提供するArts and Lawの代表を務められる作田知樹氏に、国内・外の事例を中心に紹介していただくとともに、来場者からの「表現活動と法律」に関する質問にお応えします。
またプロジェクト入選アーティストの一人である藤井光との対談により、過去の藤井の作品制作における実例を併せて紹介しながら、問題をより深く議論していきます。


■大阪府現代美術コレクションによる展覧会:『吉原治良と具体の作家たち』展
会期:2007年7月3日(火)~14日(土)
13:30~21:00(日曜休廊/最終日18:00まで)
・観覧無料
会場:GALLERY+CAFE ESPACE 446([studio]1階)

「吉原治良賞記念アート・プロジェクト2008」の本格始動にあわせ、大阪府現代美術コレクションより、吉原治良をはじめ、元永定正、嶋本昭三、上前智祐ら具体美術協会の作家たちの作品を中心に、およそ10点を展示いたします。現在進行形で展開するプロジェクトと[studio]の活動内容、各アーティストの様々な情報、その他のトピックスは、「大阪府立現代美術センターHP」内、「吉原治良賞記念アート・プロジェクト2008」、またはアートコーディネーター運営によるブログよりご覧ください。
http://www.osaka-art.jp/ :「大阪府立現代美術センター」ホームページ
http://yoshiharajiro2008.blogspot.com/ :コーディネーター運営によるブログ「coordinator page」


各レクチャーへのお問い合わせ・お申込みは……
TEL=06-4790-8520(10:00~18:00)

大阪府立現代美術センター「吉原治良賞記念アート・プロジェクト2008」係
※6月25日(月)より受付開始(日曜日お休み) 定員に達し次第締め切ります。



(山下智博)