project schedule


[studio]での活動は終了しました。
ご来場いただいたみなさん、どうもありがとうございました。

今後、吉原治良賞記念アート・プロジェクト2008では、これまでの[studio]等での活動を元にアーティストが最終計画書を作成し、それをもって審査員による2次選考が行われます。またアーティスト決定後に、別途コーディネーターの審査が行われます。
最終結果は、年明け頃に発表の予定です。

* mixiにもコミュ作ってみました!:吉原治良賞記念AP2008メンバー募集中です。

2007年8月10日

山本握微自主企画第1弾

明日、展覧会の最終日です。夏休みのように本当にあっというまですね。
最終日を飾るイベントとして、16時半からアーティスト・トークと、15時から山本握微さんのトークがあります。握微さんのトークでは「普通芸術」を体現している池上氏を招いてお話をうかがいます。
普通芸術って、普通と芸術はそんなに相容れないものなのかしら、と主婦の私は思ったりもしています。私は自分のことをいたって普通と思っているのですが、わざわざ普通芸術を標榜すること自体が、もしかしたら、芸術を普通から遠ざけているのでは・・・なんて質問をしてみようかしら。わざとそうしているのなら、とてもアーティスティクですよね。そこが握微さんの謎であり、魅力でもあるのかしれません。
アーティストってみんな自分の中に何か葛藤とか相反するものを抱えているように思うのですが、この人の場合、それがとてもわかりにくいのです。要するにそれが、普通と芸術であるなら単純ですが、おそらく違うというのが私の直感です。これを明日確かめることができるのでしょうか。。。


■山本握微自主企画:トーク・セッション vol.01 「普通芸術家『池上宣久』」
日時:2007年8月11日(土)午後3時~ 
会場:[studio](Espace446 2階)
ゲスト:池上宣久(会社員、コモンバー「SINGLES」運営スタッフ)
モデレーター:山本握微(吉原治良賞記念アート・プロジェクト入選作家)

山本握微が常日頃口にしている「普通芸術」を、アッサリ体現している池上氏。年間、膨大な数の演劇公演を鑑賞しつつ、ミステリーマニアとして「飲み会クイズ」「推理合戦バー」を開催するなどの活動を行う。また、最近は詩のボクシングにハマり地区大会にも出場。表現と鑑賞の彼方で、会社にも通勤するという池上氏を招き、山本と普通芸術について語る。



第2弾の日時も迫っているので、告知です。こちらもぜひお越しください。


■山本握微自主企画:トーク・セッション vol.2「思い出すことに他ならない」
日時:2007年8月18日(土)午後5時~
会場:[studio](Espace446 2階)
ゲスト:益山貴司(劇団「子供鉅人」の主宰、長屋カフェバー「ポコペン」店主)
モデレーター:山本握微(吉原治良賞記念アート・プロジェクト入選作家)

益山氏は、場を存分に楽しむ遊戯者であると同時に、自身も場の運営者です。「思い出すことに他ならない」とは氏が以前「劇作」を指して用いた言葉で、今回のレクチャーの題として引用させていただきました。当初、僕にはその言葉の意味がよくわからなかったのですが、さまざまな意味で「場」を辿るその行為は、確かに何かを思い出す作業のように感じます。同じく劇団主宰者でもある山本の進行で「場」を巡るお話を伺いたいと思います。

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